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January 15, 2020

日本が誇る企業コレクションを一堂に楽しめるチャンス!

 日本でも人気の高い印象派とその後の西洋近代美術。

 毎年多くの名作が海外から来日しますが、彼らの作品は、日本にも多くコレクションされています。

 中でも吉野石膏株式会社が収集し所蔵する作品群は、その質の高さと、時代をとらえたラインナップとともに、優しく親しみやすい作風のものが多く、世界にも誇れる内容で知られます。

 これらのコレクションは、さまざまな展覧会に貸し出され、紹介されることはありますが、なかなかまとめて観ることができないので、その存在はあまり広くは知られていません。

 ただいま...

January 10, 2020

令和の新春を皇室ゆかり来の茶道具とともに


 三井記念美術館の恒例、年末年始の国宝《雪松図屏風》の公開が始まっています。

 今年は令和への改元にちなみ、天皇や皇室に関わる所蔵作品と併せての展示です。
 テーマは、明治20年(1887)に京都御所の博覧会場で開催された京都博覧会における、三井家が行った明治天皇への献茶

 実はこの際に茶席の囲い屏風として使用されたのが、円山応挙の傑作とされるこの《雪松図屏風》だったのだそうです。


 「美術品」としてのみならず「道具」として使用される、日本美術が伝統的に持っている要素を感じさせてくれる内容は、...

January 6, 2020

コレクターの個性とともに楽しむ近代パリ画壇の息吹

 横浜美術館にはいま、オランジュリー美術館から19世紀後半~20世紀前半にパリで活躍した画家たちの作品が来日しています。

 オランジュリー美術館といえば、モネの睡蓮大装飾画が知られていますが、実は印象派からエコール・ド・パリ、そして20世紀初頭の新たな表現を追求した画家たちの名作・秀作が揃う、ヨーロッパでも屈指のコレクションを誇っています。

 これらを収集し、フランス国家へ譲渡、美術館として公開されるように尽力したのが、画商でありコレクターであったポール・ギヨームとその妻ドメニカです。

 近...

December 24, 2019

華麗なる侯国の至宝と磁器にみる東西の交流

 スイスとオーストリアに囲まれた小国リヒテンシュタイン侯国
 世界でただひとつ、家名を冠する国家で、かつては神聖ローマ皇帝に仕えたリヒテンシュタイン侯爵家が統治しています。

 その大きさは日本の小豆島くらい、世界で6番目に小さな国だそうです。 
 しかし、この国は代々領地経営に成功し、現在でも金融業が盛んで、世界屈指の豊かさを誇っています。

 侯爵家では、こうした富を背景に積極的に美術品を収集、現在のコレクションが形成されました。


 家系としては12世紀に遡るリヒテンシュタイン家が、侯爵の地位を...

December 24, 2019

期間限定の作品で、あなただけのベストショットを!

 音と光と映像で空間をいろどり、ひとの視覚と身体の認識に新たな広がりと可能性を提示するチームラボ(teamLab)

 プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、さまざまな分野のスペシャリストで構成されるこのウルトラテクノロジスト集団は、アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティのジャンルを超え、その境界をあいまいにしながら、世界で活動しています。

 彼らが創り出す作品は、空間を、そこにいる人間の視覚を、そして身体感覚をもあいまいにし、時間をも超越してこれまで...

December 17, 2019

古代青銅器に鋳込まれた文字の変遷と歴史の魅力

 京都にある住友家のコレクションを所蔵、公開する泉屋博古館


 中でも15代当主住友春翠が蒐集した中国古銅器と鏡鑑は、その質・量ともに充実しており、世界的にも知られています。

 いまから3000年も前に造られた中国の青銅器は、独創的な造形と精緻な文様を持ち、さまざまな祭祀や贈り物、あるいは祈りや記念として鋳造されたと考えられています。


 古代人の技術力の高さに驚嘆するも、現代でもどのように制作されたのか、その製法などは明らかになっていないそうです。

 謎とともに魅力あふれるこれらの青銅器のなか...

December 10, 2019

国内の主要コレクションで追う戦後アメリカの美術動向

 第二次世界大戦後、荒廃したヨーロッパに対し、大量生産と大量消費の経済力で世界の中心に躍り出たアメリカは、芸術の分野でも長いヨーロッパ(パリ)主導の歴史をくつがえし、以後現代にいたるまで、世界のアートシーンを牽引しています。

 そこには、戦火を逃れ、あるいは迫害を逃れたヨーロッパのアーティストや資本家がアメリカに渡ったことが大きく影響しています。


 近代化が進んだヨーロッパでは、王侯からブルジョワジーへと文化の担い手が変わり新たな需要層が生まれる中で、印象派の誕生をきっかけに、それまで...

December 4, 2019

嵐山絶景スポットに新たな美の空間がオープン!

 今年10月、京都の観光名所のひとつ、嵐山渡月橋のすぐそばに、新しい美術館がオープンしました。

 福田美術館

 アイフル創業者の福田吉孝が、京都に生まれそこで事業を興し、今日まで事業を続けてきたその恩返しを、との熱い思いから設立した美術館です。

 「100年続く美術館」をコンセプトに、現代まで受け継がれてきた日本文化を次世代へと伝え、さらに未来へと発展することをめざした同館は、伝統的な京町家のエッセンスを踏まえつつ、新しいスタンダードとなることを意図した外観で、建築にも注目です。

福田美術館空撮...

December 2, 2019

初の里帰り。日本の竹工芸の粋美。


 大変な手わざと自然の素材を最大限に生かすことで生み出される日本の伝統工芸の数々。


 国内では、その技術の継承と素材の継続的な確保が急務とされると同時に、現代生活での活用の可能性を見いだされ、近年ふたたび注目されています。

 そこには近年の日本の工芸に対する国際的な評価の高まりが大きく影響し、「COOL JAPAN」の国家プロジェクトでも重要な要素となっていることもあります。(逆輸入の形でしか評価を確認できないのは浮世絵から変わっていませんが・・・笑)

 竹工芸もその表現形態と素材が実現する特有の美が世...

November 29, 2019

明治期に輝いた最後の浮世絵、その多様性の魅力


 黒船の来航以来、海外から押し寄せる西洋の波の中で、日本も列強に後れを取らぬように、政治、経済、軍事だけではなく、文化の面においても積極的に近代化を推し進めた明治時代。

 強力な西洋化の施策のもとでは、古代や中世の歴史に日本のアイデンティティを求める動きとともに、直近の江戸時代の制度や文化が多く否定的に扱われました。

 江戸の庶民を楽しませた浮世絵も、遅れたもの、低俗なものとして、顧みられなくなります。(結局逆輸入の形で日本の重要な芸術として再認識されるのですが)
 絵師はもちろん、彫師、摺...

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