『ゲルハルト・リヒター展』 ~東京国立近代美術館~
現代アートの巨匠、リヒターの「考える」空間 ゲルハルト・リヒター(1932-)。 「ドイツ最高峰の画家」といわれ、世界でも最も重要な作家のひとりとされるドイツ生まれの現代アートの巨匠の個展が東京国立近代美術館で開催中です。...
『本城直季 (un) real utopia』 ~東京都写真美術館~
「みる」ことへの問いかけ 大型カメラの持つ「アオリ」(レンズとフィルム面との関係を調整する撮影法)を利用した、独特の表現で知られる写真家・本城直季。 その手法で撮影した写真集『small planet』(2006年)で木村伊兵衛写真賞を受賞。...
『戦国最強の家老 ―細川家を支えた重臣松井家とその至宝』 ~永青文庫~
戦国武将を支える家老の姿を文物に追う愉しみ 九州の国持大名として、江戸時代終焉まで存続した細川家。 織田、豊臣、徳川と政権が激しく移り変わるなかで、多くの大名家が滅亡し、あるいは江戸時代、徳川政権下でも改易や断絶の憂き目に遭い衰退した家が多いなかで、これほどに生き残ったその...
『ミケル・バルセロ展』 ~東京オペラシティ アートギャラリー
絵画の力で世界を挑発する。バルセロの日本初の回顧展。 ミケル・バルセロ。 現代スペイン芸術をを牽引する美術家のひとりです。 1957年にスペインのマジョルカ島に生まれ、1982年にドイツ・カッセルで開催された国際美術展「ドクメンタ7」で世界にデビュー。以後、欧州を中心に活動...
『KAWS TOKYO FIRST』 ~森アーツセンターギャラリー~
現代ポップカルチャーを牽引するKAWS、初の大規模個展がまもなく終了! 両目が「××」となったキャラクター作品で、世界を席巻するアーティスト「KAWS」。 その名を知らなくても、NIKEやユニクロとコラボレーションした商品でそのキャラクターを目にしたことがある人は多いでしょ...
特別展 『北斎づくし展』 特設バーチャル会場 期間限定・無料公開
圧倒的な「北斎空間」をバーチャルで追体験! 日本が世界に誇る江戸の天才絵師・葛飾北斎。 90歳のその死まで己の画を追求し、なおも時間が足りない、と悔しがったという画狂人が生み出した作品は、江戸の風物をとらえるのみならず、森羅万象を描き出す意欲にあふれ、いまなお多くの人を惹き...
『浮世絵風景画 広重・清親・巴水 三世代の眼』 ~町田市立国際版画美術館~
名所絵から風景画へ。継承と変遷を時代とともに観る。 町田市立国際版画美術館では、日本を代表する版画のひとつ、浮世絵の魅力を紹介する展覧会シリーズ「はんび浮世絵プログラム」を企画してきました。 2017年は「明治維新から150年 浮世絵にみる子どもたちの文明開化」、2018年...
『ざわつく日本美術』 ~サントリー美術館~
「見る」ことの愉しみと拡がり サントリー美術館は開館60周年を迎えています。 これを記念して、これまでにない切り口での展覧会が開催中です。 その名も「ざわつく日本美術」。 なにやら怪しげ、楽しそうな感じであり、同時に不穏な感じもあるタイトルですが、まさにそうした言葉にならな...
『自然が彩るかたちとこころ』 ~三井記念美術館~
三井家伝来の名品にみる自然の造形美 東京・日本橋にある三井記念美術館は、リニューアルへ向けて、8月下旬から来年のGW前まで休館を予定しています。 江戸時代、初代・三井高利が江戸本町に開いた越後屋に始まり、近代には十一家を擁する三井財閥として発展した歴史の中で集められた東洋・...
特別展『聖徳太子と法隆寺』 ~東京国立博物館 平成館~
日本仏教のはじまりと聖徳太子を至宝で追う 2021年は、聖徳太子の1400年遠忌にあたります。 これを記念して、聖徳太子信仰から生まれた日本美術の至宝たちが紹介される展覧会が相次いで開催、予定されています。 ただいま、東京国立博物館...