いまだけ!冬限定作品公開中 『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless』
期間限定の作品で、あなただけのベストショットを!
音と光と映像で空間をいろどり、ひとの視覚と身体の認識に新たな広がりと可能性を提示するチームラボ(teamLab)。
プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、さまざまな分野のスペシャリストで構成されるこのウルトラテクノロジスト集団は、アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティのジャンルを超え、その境界をあいまいにしながら、世界で活動しています。
彼らが創り出す作品は、空間を、そこにいる人間の視覚を、そして身体感覚をもあいまいにし、時間をも超越してこれまでにない体験を提供し、チームの在り方同様にボーダレスな世界を体現しています。
そのひとつの集大成ともいえるお台場の『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless』。
10,000㎡におよぶ巨大な空間を、他の作品との境界線がなく、時には混ざり合う作品群によって、連続してつながっていく1つの世界にした「地図のないミュージアム」は、観光客を含め、連日多くの人でにぎわっています。
四季折々の花々が咲き乱れ、絵巻に描かれた人物や動物が動き出し、日本古来の神鳥とされる八咫烏(やたがらす)が、その軌跡を光として残しながら飛び交う空間。 光の交差や鏡への反射が、上下左右の感覚を狂わせ、浮遊しているような気持ちになる空間。 日本の伝統的な美術作品が、光のモザイクや映像となって出現し、新たな気づきや新しい感覚を与えてくれる部屋。
そして何よりもそれらに入り込み、触れることで、その光が変わったり、壁に浮ぶ映像が変化したり、あるいはその場で描いた作品がその空間の中に登場したり、起伏のある床やブランコのようにロープで吊るされた棒を渡って光とともに移動したり……と、“みる”だけではなく、“参加する”、わたしたちの身体や手が関わることが作品の重要な要素になっています。
それぞれの空間もときに呼応し、関連しあって、過去から未来へ、時間を凝縮したり引き伸ばしたりしながら、ひとつの世界観を提示します。
壁面に映し出される四季の多様な植物。みるだけでなく触れてみて!(会場風景から)
「重力にあらがう呼応する生命の森」(運動の森より)
バルーンに触れると、そこから新しい色が連鎖して生きているかのように変化します。(会場風景から)
それはまさにボーダレス。 創造のジャンルを超え、空間の概念を超え、時間の不可逆を超え、認識や体感の既成観念を超え、造り手と参加者との境界を越え、これまでにない「アート×エンターテイメント」の異空間といえるでしょう。
同館では季節に合わせて作品内の季節も刻々と変化しています。 いま、会場では、冬季限定の作品を公開中!
12月31日までの限定で、この季節にしか見ることのできない作品が揃い、冬の世界が表れています。
冬季限定作品を中心に、レギュラー展示も含めてご紹介です!
呼応するランプの森
イタリアはムラーノで制作されたベネチアン・グラスのランプは、人の存在を感知して音と色を発します。 その信号はすぐそばのランプに連鎖、そこから空間内のランプたちは美しい音色とともにカラフルに変化していきます。
現在は冬季限定色が発動。 雪や氷を思わせる澄んだ青や暖かい暖炉を思わせるオレンジなど、幻想的な空間を楽しんで。
「呼応するランプの森」会場風景から
地形の記憶
高低差のある里山の地形は、蓮の葉のような小さなスクリーンの中に分け入ることができます。 そこでは四季を通じた空、大地、木々や草花、水、風、雨などの風景が刻々と移り変わっていきます。
それらは常に変化を繰り返していて、実は二度と同じ風景ではないのです。 季節限定は、雪や椿、ムクドリたちに出あえます。 さわさわと揺れる風景の中にたたずんでいると、そばを通る魚たちは、あなたに反応してその色を変化させます。 悠久の自然の移り変わりに時を忘れることでしょう。
「地形の記憶」会場風景から
花の精霊
壁に映し出される大きな花々は、芽を出し、成長して蕾を膨らませ、大輪の花を咲かせ、やがてしおれていきます。 そしてふたたび新たな芽吹きを迎え、生命の循環を繰り返します。
人が触れると揺れたり、花びらが散ったり。 他の作品に影響を与えたり、同時に他の作品から影響を受けたり。
これらは記憶された映像ではなく、その都度プログラムによって新たに描かれています。 そこに映る映像は変容し続け、二度とみることはできない風景なのです。
あなただけの精霊たち、ぜひ記念に写して帰って!
「花の精霊」(右)は、会場のセンター的な位置づけになっている
「人々のための岩に憑依する滝」(左)の対面に。(会場風景から)
お絵かきクリスマス
壁面にはサンタの住む町の風景が展開します。
そこに、その街を構成するサンタクロースや車、家などの紙に自由に彩色、描き込みをした、あなたの絵が命を吹き込まれ、その街の中に組み込まれます。
サンタや車は触れると、プレゼントを配ったり、ソリの上で踊りだしたり、スピードアップしたり。 楽し気ににぎやかに、雪の舞う街に登場させてみて!
「お絵かきクリスマス」会場風景から
EN TEA HOUSE 幻花亭
宇宙空間を飛んでいるような体験ができるトランポリン、「マルチジャンピング宇宙」や、起伏の激しい丘を自分が描いた動物たちと散策できる「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」、自由に飛び交う鳥たちとともに、空中を渡っているような気分になる「色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング」など、「運動の森」で一汗かいたら、ぜひ、ひとときの憩いの時間を。
館内のティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」では、玉緑茶のアイスとお茶のセットがいただけます。
お茶の中に花が生まれ咲いていき、花々は茶がある限り無限に咲き続けます。 いまは、お茶の木が生え、それらはお茶碗を超えて、テーブルにひそやかに、活き活きと拡がっていきます。
無限に広がる世界を、お茶の味とともに目でも味わう、静謐で穏やかな時間を堪能ください!
「EN TEA HOUSE幻花亭」の水出し緑茶と玉緑茶アイス(中)。
器の中に咲く花は茶の木の成長を促し、周囲にそのサイクルが映し出されます(左)。
呑み終えたお茶碗に咲いた花は花びらを散らして消えていきます(右)。(会場風景から)
暗い空間、鏡の多用により、廻っているうちに迷路に迷い込んだように、方向感覚もあいまいに(笑)。 迷った時には「人々のための岩に憑依する滝」へ戻りましょう。
このほか、めまいにも似た光の雨を浴びることができる空間「Wander through the Crystal World」、八咫烏の飛翔が時空を超える視覚体験を与えてくれる「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間」、光が物質化したような感覚を味わえる「靄の彫刻」など、刻々と移り変わる作品は、1日中巡っても、新しい出会いをもたらしてくれます。
「Wander through the Crystal World」会場風景から
「靄の彫刻」(左)と「Aurora Lights II」(右)会場風景から
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間」会場風景から
そして、ちょっと待ち時間がありますが、ぜひ忘れずに参加してほしいのは、「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして浮遊する巣」。 モティーフは「超越する空間」と同じですが、まさに宙に浮いた“巣”に横たわって、浮遊感とともに八咫烏の飛翔に自身をあずけることができます。(会場で!)
もちろん、これからも実際の季節に応じ、あるいは新しいクリエイティブ作品が生み出され、いつ行っても新鮮な体験ができるはずですが、せっかくのクリスマス、椿の花に触れ、雪のイメージを体感し、オリジナルのサンタクロースを街に登場させてみませんか?
※足下不如意な場所も多いです。こちらはオシャレよりも(笑)、動きやすい服と靴で!!
『森ビル デジタルアート ミュージアム: エプソン チームラボボーダレス』
開催期間 :常設 ※冬期限定展示は12月31日(火)まで
展示名 :森ビル デジタルアート ミュージアム: エプソン チームラボボーダレス (お台場) 会場 : 東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン 2階 アクセス :りんかい線 東京テレポート駅 出口Aより徒歩5分 新交通ゆりかもめ 青海駅 北口より徒歩3分 開館時間 :平日 10:00-19:00 土日祝 10:00-21:00 ※12/21~1/5 は特別延長期間の為、全日10:00-21:00 休館日 :第2・第4火曜日 * 12月は10日が休館日。24日は開館 * 1月は14日・21日が休館日。28日は開館 * 2月は17日・18日・19日が休館日。11日・25日は開館 入館料 :大人(高校生以上) 3,200円 / 子ども(中学生以下) 1,000円 *障がい者手帳をお持ちの方と同伴者1名まで 各1,600円 *ナイトパス(土日祝日・18時以降入場) 大人(高校生以上) 2,900円 / 子ども(中学生以下) 1,000円 障がい者割引(本人とその同伴者) 各1,500円 お問い合わせ :Tel.03-6368-4292(10:00-18:00)
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